2024/10/08 15:33

わたしは今、「釉 漢方カウンセリング」という東洋医学の知識を使った養生や漢方薬の処方を通じて、体調が原因で夢や希望を叶えられないお客様の体質改善をサポートしています。


わたし、一応(自分でいってしまいますが。笑)薬剤師の資格をもってます。なぜわたしが薬剤師を目指すことになって、薬剤師になってから今までのことをお話したいと思います。

この記事を書くにあたり自分の人生を振り返りました。
読み進めていってもらうと、え?ええ?えええ???っていうことがあります。笑

1.なんで薬剤師になろうと思ったんだっけ?



最初に言います。わたし薬剤師になりたかったわけではなかったんです。

小さいころシャンプーやお母さんが使っている化粧水や香水の成分表示を見るのが好きでした。どんなものが入っているのかな?とかこの香りはなんの成分なんだろうと考えたり調べるのが好きでした。

成分の勉強ができるのは、「化学科」のある学校にいけばいいという情報を知り、化学科の学校を探したこともありました。

しかし、将来なんの仕事するの?っていうことになり・・・
(今思えば無知でしたが、そのおかげで今があります)

化学の勉強をしながら国家試験がとれる!薬剤師なら将来安泰、仕事もある!という情報に流され薬剤師になる道を選びました。高校時代は一応優秀だったので行きたい大学に見事合格しました。

2.燃え尽きた大学院時代



大学に入ってからは、必死に赤点をま逃れるために一生懸命勉強しました。笑

あっという間の大学生活。

いよいよ就職活動です。

大学2年生の時(3年生だっけ?)合同会社説明会に行きました。

でも、わたし

いざ参加している企業を見てもまったく行きたい会社がなかったんです。
いや職種がなかったんです。

MR、病院や調剤薬局の薬剤師、ドラックストア、研究職。。。
どれも興味がない!やばい・・・

でもふと目についた1つのブースだけに入りました。

学生が誰もいなくて、おじいちゃんが1人いるだけのブース・・・

その会社は大手の漢方の会社でした。
生薬のことは講義で勉強してもともと興味はありました。

でもすぐに就職はしなかったんです。

わたしってなにがやりたいんだ?なんで薬剤師になったんだ??
混乱したわたしは、植物の成分探索の研究をしていたのでそのまま大学院に進学することにしました。

進学を決めたはいいけれど、まず国家試験に合格しないと話になりません。
薬剤師浪人すると、年間1,000万円・・・
なんとしても合格しないといけません!

国家試験の勉強は本当に大変でした。お風呂にも教科書を持ち込んで勉強していました。人生で一番勉強したと今思います。

結果、一発合格。やったー!!!

そして、燃え尽きました。笑

大学院に行ったものの目的を見失い研究にも身が入りませんでした。

3.わたししかできない仕事をしたい


就職を延期し大学院に行ったわたしでしたが、就職、仕事のことはずっと考えていました。

わたししかできない仕事をしたい

その気持ちは強くあったんですが、それがどんな仕事なのかがわからないまま時間が過ぎていきました。

薬剤師の資格は持ってるけど、やりたいことがない。

大学院2年生、2回目の就職活動を始めました。

MR、病院や調剤薬局の薬剤師、ドラックストア、研究職。。。
あれ?大学生のときと同じ悩み・・・

その時、ふと大学生時代に会社見学に行かせていただいた大手の漢方の会社の社員の方の一言を思い出しました。

その一言は「この仕事、病みつきになりますよ」

その会社の仕事は、漢方薬剤師という肩書のもと、お客様の健康のお手伝いをする仕事でした。

お客様の体調や生活習慣はそれぞれ違うなかで、相談員は話をしっかり聞きお客様にあわせたオーダーメイドの養生や漢方薬を出す仕事でした。

そこではじめて漢方相談という仕事を知りました。薬剤師というと、病院や調剤薬局の薬剤師やドラックストアが一番に思いついていたわたしには青天の霹靂でした。

このことを思い出し、自分で本社の人事部に電話をし就職試験を受けさせていただきたいとお願いをしました。

今回はここまで。まだまだ、え?っていう話は続きます。笑
読んでくれた方、あきれてませんか?大丈夫ですか??

そんなわたしが今は独立して漢方カウンセリングをしています。
次回は、会社員時代のお話を書きますね。楽しみにいていてくださいね!